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学内情報

2026.9.10
徹夜の議論と「1on1」でアイデアを鍛え上げる!アントレプレナーシップ実践プログラム「PROTOS(プロトす。) 2026」選抜メンバー合宿を開催しました!
 武庫川女子大学と一般社団法人リベルタ学舎が共催する、大学生・高校生対象のアントレプレナーシップ実践プログラム「PROTOS(プロトす。)2026」の「選抜メンバー合宿」が、9月5日(土)から6日(日)の1泊2日にわたり、本学の附属施設である「丹嶺学苑研修センター(神戸市北区)」にて開催されました。
 8月18日のキックオフイベントを突破し、選ばれた本学学生、他大学学生、そして高校生を含む、次世代のイノベーターを目指す意欲的な学生・生徒が集結 。メンターや同行スタッフを含む総勢30名以上が、豊かな自然に囲まれた研修施設で、濃密な事業創造の挑戦に挑みました。

 

 

■ 1日目:初対面からのチーム結成と、第一線メンターによる本気のインプット

 合宿は、昨年度の修了生である先輩たち(和佐さん、小河さん、高村さん)によるリアルな体験談からスタート。「発表前日までビジネスプランが決まらず苦しんだこと」や「社会課題を意識しすぎるより、身近な違和感から出発する方が強い」など、当事者だからこその貴重な知恵が共有され、参加者の表情が引き締まりました。
 続いて、ファシリテーター兼メンターの湯川カナ氏(Yahoo!JAPAN創設メンバー、元兵庫県広報官、起業支援AIスタートアップCEO)、松本直人氏(株式会社ABAKAM代表、VaaSモデルを考案し100社以上に投資するベンチャーキャピタリスト)、藤原明氏(りそな銀行で「REENAL」を立ち上げ500件以上の共創プロジェクトをプロデュース、りそな総合研究所プロジェクト・フェロー)、三寺歩氏(ミツフジ株式会社代表取締役、導電性繊維とウェアラブルIoTで伝統産業を世界へ導く経営者)、首藤義敬氏(株式会社Happy代表取締役、多世代介護付きシェアハウスを運営し地域のセーフティネットづくりに貢献)、吉平健治氏(米国在住コンピュータサイエンティスト)といった、国内外のビジネスや起業・地域共創の第一線で活躍するトップメンター陣が登壇。それぞれの失敗談やリアルな挑戦の歴史を交えた本気の自己紹介を行い、学生たちの心に熱い火を灯しました。
 参加者たちは、自らの「好きなこと」や「日常のモヤモヤ(課題感)」をその場で語り合い、2月の最終発表まで共に活動するチームを結成 。午後には早速、吉平健治氏による「生成AI活用レクチャー」が実施されました。AIに前提条件(コンテキスト)を丁寧に設定して「思考の相棒」として壁打ちさせる手法や、自分たちの議論の録音を文字起こししてAIに要約整理させる実践的なデジタル活用法を、体感しながら学びました。

 

💡 参加学生の気づき(AIの活用について)

  • 「音声でAIに入力することで議論の内容が濃くなり、自分自身の頭の整理もできる。文字で打つよりも、自分の考えを素早くAIにまとめてもらえるので、自分が一番欲しいやり取りができた(大学生)」
  • 「アプリを作ることはすごく大変で、最低でも1年以上はかかると思っていたが、いまはAIの発達によって自分たちの手で数ヶ月で作れるような時代になっていると知ってとても驚いた(大学生)」

 

 

■ 深夜に及んだ討論と、2日目午前の個別「1on1面談」

 1日目の夕方から始まった各グループのビジネスプラン検討は、夕食や入浴を挟んでも熱気が冷めることはありませんでした。20時から講堂ラウンジで開始された「メンター相談タイム」では、学生・生徒同士が激しくアイデアをぶつけ合い、メンターから「本当に欲しい顧客はいるのか?」と厳しく問われる討論が深夜まで活発に行われました。
 2日目の午前中には、メンターと学生・生徒一人ひとりが直接向き合う「1on1面談」を個別に実施。各自の心の中のモヤモヤや強み、これからの進路に至るまで、専門家がじっくりと耳を傾けて引き出す贅沢な時間となりました。また、アイデアの抽象度から議論がバラバラになっていたチームも、2日目午前の軌道修正セッション(チームデリバリー)を経て、「事前の完成度より、実際にお客さんが反応するかどうかがビジネスのすべて」「何度でもやり直していい」という評価軸を再認識し、チームとしての結束をさらに強めていきました。

 

💡 参加学生の気づき(葛藤と乗り越えた瞬間)

  • 「同じチームのメンバーと意見が対立した時、1日目の夜は『もう明日帰りたい、上手くできない』と悲観的になって何度も泣いてしまった。自分の想いを言えない自分に嫌気がさしたけれど、2日間をやりきった今は、新しくチームの方向性やビジョンが見えてきてワクワクしている。帰らなくてよかった(高校生)」
  • 「初めて誰かと一緒にビジネスを考えてみて、お互いの価値観を共有するための話し合いの重要さ、そして誰かと共にやることの大切さを一番実感することができた(大学生)」

 

 

■ 2日目午後:何度も「PIVOT」を繰り返した、怒涛の中間発表会

 合宿の締めくくりとして、2日目午後にはグループ別の中間発表会(15:00〜16:00)が行われ、6つの個性あふれるチームが誕生し、事業提案が行われました。
 松本氏らメンター陣からは、「想像の100倍可能性がある」「AIがどれだけ進化しても、人間固有の『こだわり』だけは代替できない。こだわりを尖らせよう」「何度もPIVOT(方向転換)を繰り返したチームこそが世界一のプロダクトを作れる」といった、プロとしての厳しくも温かいフィードバックが贈られました。

 

💡 参加学生の気づき(発表を終えて)

  • 「最初はただお互いのやりたいアイデアを組み合わせるだけで上手くいくと思っていたが、チームがまとまらなくなる経験を通して『なぜそれをやるのか』という目的を共有する難しさと大切さを学んだ。これからはお互いの強みを活かした活動を作っていきたい(高校生)」
  • 「ビジネスをプレゼンすることがゴールだと思っていたけれど、実際にそこから投資をしてもらって事業を始められることに驚きと興奮を感じている。起業なんて全く考えていなかったのに、この2日間を終えて『自分が社長になるかもしれない』と感じて驚いている(大学生)」

 

 

■ 冒険は「リアルな社会の現場」へ、11月のDemo Dayに向けて

 「プロトす。」は、ここで終わりではありません。合宿の最後に各チームが発表した「11月までのコミットメント(検証計画)」に沿って、ここから約2ヶ月間の本格的な検証(PoC)フェーズに入ります。
 学生・生徒たちは自分たちの足で街へ出て、アンケート調査や企業・顧客候補への直接のインタビュー、研究室訪問等を徹底的に行い、ビジネスの解像度を高めていきます。そして、11月1日(日)に本学で開催される「企業向け Demo Day」にて、企業の若手社員を自分たちのチームメンバー(共創パートナー)として迎え入れ、2月のキッザニア甲子園での最終発表会に向けた実証実験(β版開発)へと突き進みます。
 「本当にやりたいこと」を発見し、社会と直に対話しながら「自分で形にする力」を身につけていく学生たちの冒険を、本学は今後も全力で応援・推進してまいります。

 

■ 「PROTOS(プロトす。)2026」公式サイト: https://protosjapan.com/

公式Instagram: https://www.instagram.com/protos.official_japan/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

■ 主催: 一般社団法人リベルタ学舎

■ 共催: 武庫川女子大学

■ 協力: 株式会社Winttle、KCJ GROUP 株式会社(キッザニア ジャパン)

■ 後援: 日本政策金融公庫、ひょうごSDGsオープンイノベーション

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