社会連携活動の紹介

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ライフステージにおける地域住民の健康調査に関する連携活動 ー芦屋市ヘルスアップ事業との連携における検討ー


SDGs    


活動対象・地域 兵庫県 芦屋市


主な連携先(協力団体)等 兵庫県 芦屋市役所 こども福祉部こども家庭室こども家庭・保健センター 


連携時期 2022年4月~継続中


連携活動の目的 

ライフステージにおける地域住民の健康調査に関する横断的な測定を実施することで芦屋市民の特性を明らかにし、健康増進事業の効果検証に貢献すること


活動概要

包括連携協定を結んでいる、芦屋市、奈良女子大学と連携し、芦屋市の一般住民を対象に、芦屋市民の健康増進を目的にしたヘルスアップ事業のからだ測定会で、ライフステージにおける地域住民の健康調査に関する横断的な測定を実施した。芦屋市民の特性を明らかにし、健康増進事業の効果検証に貢献することが目的としている。

 

学内からオープンカレッジの永田隆子所長、健康運動科学研究所の松尾善美所長、森田所員、健康・スポーツ科学科 松尾善美ゼミの学生6人が参加し、芦屋市と奈良女子大学、武庫川女子大学の共同研究となっています。

 

【対象】18歳以上の一般市民男女 約400名

 

【方法】前後期2回のからだ測定会およびアンケート調査を実施し、年代および男女における認知・実行機能について体力やロコモなどの身体機能を含め総合的に検証する。

 

【測定項目】

 1.体組成(身長・体重・体脂肪等)
 2.血圧(収縮期血圧・拡張期血圧)
 3.30秒椅子立ち上がり(脚筋力)
 4.握力(握力・調整力テスト)
 5.ファンクショナルリーチテスト(動的バランス能力・予測計測)
 6.下腿周囲長(サルコペニアテスト)
 7.2ステップテスト(ロコモ度テスト・予測計測)

 

【アンケート調査項目】

 ・測定会参加の動機について
 ・生活および運動習慣について
 ・過去1週間の平均歩数
 ・SARC-F(サルコペニアのスクリーニングテスト)
 ・IPAQ(身体活動量評価)
 ・ロコモ25(改良版)
 ・利き手および利き足

 

【からだ測定会実施日】

 前期 9/29(金)、10/1(日)
 後期 2/9(金)、2/11(日)

 

ゼミ生は積極的に行動し、市民の方々とも交流することができ、非常に有意義な経験となった。


写真等

   

 

 

 


活動の成果

・学外活動として、実際に地域住民の皆様とコミュニケーションをとりながら、安全に配慮して臨機応変に対応したりと、学生たちにとって学びの多い、非常に貴重な経験になった。

・研究対象者は、2回のからだ測定会で自身の健康・身体状態について把握する機会になった。

・芦屋市ヘルスアップ事業と連携することによって、多年代の幅広いデータを取得することができた。


今後の活動・目標

本事業は今年度で終了となりますが、来年度松尾ゼミ4年生が卒業論文として測定結果を分析し報告する予定です。


教員業績 健康運動科学研究所 森田 彩

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