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児童を対象とした「野菜を食べること」と「噛むことの重要性」に着目した調理体験型食育イベントを開催


SDGs       


活動対象・地域 大阪府堺市 宮園小学校区


主な連携先(協力団体)等 八田荘団地自治会、堺市立宮園小学校、帝塚山学院大学


連携時期 2023年9月2日


連携活動の目的 児童の食生活改善のための食育支援とその評価を行うこと。


活動概要   

 武庫川女子大学食物栄養学科小林研究室と帝塚山学院大学人間科学部金田ゼミの学生が中心となり、「調理実習を通じ、子ども達がよく噛んで食事を味わうことの大切さや1回に食べるとよい野菜摂取量を理解し、関心をもち、摂取しようとする意欲を持つ」ことを目標とした食育イベントを「子どもの生活習慣応援事業」の 一環として、宮園校区地域会館にて開催しました。
 イベントでは学生が、 児童に対して「野菜を食べること」と「噛むことの重要性」について講義を行いました。さらに感染症対策をしっかり行いながら、「ちらし寿司」と「野菜たっぷり味噌汁」を児童が調理、盛りつけ、試食を行うサポートを行いました。このちらし寿司と野菜たっぷり味噌汁は学生たちが試作を繰り返し、「よく噛む」食材を使用し、1食で野菜100g以上になるように栄養バランスも考えながらレシピを考案しました。参加した児童からは「食べるときによく噛んだほうがいい理由がよくわかった」「盛り付けるのが楽しかったし、おいしかった! 」等の感想が聞かれました。

写真等(児童の写真については、プライバシー保護の観点から顔を黒く塗っています。)            


 
       


活動の成果   

・食育イベントで提供したちらし寿司や野菜たっぷり味噌汁を全部食べた児童が多かった。
・食育イベント後、1回の食事で食べたい野菜摂取量のクイズで全員が正解した。
・食育イベント後、これから食べる時によく噛むように気をつけようと思った児童や、食べ物によってかたさが違うこと
 が分かった児童が多くみられた。

今後の活動・目標  

・本イベントの結果が児童の食行動や食への考え方にどのように影響を与えたのか検討していきたい。
・引継ぎ食に関わる支援を行い、望ましい生活習慣や食に関する知識の定着及び向上、行動変容の意識付けを促していき
 たい。

 


教員業績 食物栄養学科 小林 知未

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