「MuKoJoの音活（おとかつ） at S BRICK ～クリスマスがやってくる。（洲本市）」の開催
SDGs 
活動対象・地域 兵庫県 洲本市
主な連携先（協力団体）等 S BRICK、洲本市文化体育館、洲本市、洲本市教育委員会
連携時期 2022年8月～継続中
連携活動の目的
人口減少や若者世代の空洞化、産業の縮小化など、地方都市が抱える課題は多いが、そうした地方都市の活力を向上し、魅力のある街にするために、音楽をどのように活用し地域活性化に繋げられるかを、地域の方々と共に協働し取り組んでいく。
活動概要
イベントタイトル：MuKoJoの音活（おとかつ） at S BRICK ～クリスマスがやってくる。～
開催日：2023年12月10日（日） 11：00～15：00
会 場：S BRICK （洲本市塩屋1-1-8）
実施の目的
音楽を活用した地域の活性化について、実習を通してその知見を得る
概要
上記目的から、洲本市の中心部、旧鐘紡洲本工場跡の跡地活用で再整備されたS BRICK（エスブリック）において、ライブ演奏を中心とした音楽イベントを企画・開催しました。
実施にあたっては、S BRICKが共催としてイベントの企画・運営に参画いただき、出演者等の調整や広報など全面的に協力いただいたほか、洲本市および洲本市教育委員会の後援を得て、市内学校へのチラシ配布、洲本市広報での活動紹介など行っていただいた。また、コンサートでの音響・進行について、洲本市文化体育館の協力を得ることでスムーズなコンサート運営に繋がりました。
イベントの内容については、学生によるブレインストーミングによるアイデア出しの後、ブラッシュアップを経て、ライブ演奏については、①大学に縁のあるグループによる演奏、②洲本市のアーティストによる演奏、③ゲストアーティストによる演奏、を柱に、出演者の選定・交渉を行い、次の通りとなりました。
（１）SPRINGS（スプリングス） （歌とピアノ・西宮市）
（２）山猫ピアノ （ピアノソロ・洲本市）
（３）Karhuls（カルフルズ） （ポップス・大阪市）
（４）スーパーキッズ・オーケストラ（弦楽オーケストラ・西宮市）
また、会場内で以下の出店者によるクリスマスマーケットを行うことで、さらなる賑わいの創出を行いました。
（１）CHEESE & PIZZA WORKS AWAJISHIMA （ドリンク・お菓子）
（２）Lunch & Cafe AMIAMI （プリン、焼菓子販売）
（３）リープラボ～Leap Lab～ （レーザー加工、雑貨・古着販売）
（４）関西大学環境都市工学部建築学科都市設計研究室 （研究展示）
（５）Book＆Coffee coyomi （ドリンク・お菓子）
（６）ハンドメイド作品販売
入場は無料で、のべ150名ほどの市民の方々にお越しいただきました。
写真等
活動成果
・街に賑わいを創出することができた。
・洲本市との域学連携協定のプロモーションを図ることができた。
・洲本市の関係者との交流を通して、地方が抱える課題についての理解を深めた。
・学生自らがイベントを企画、制作、実施し、大きなやりがいに繋がった。
・地域の活性化に音楽を活用することの方法論について、学びを深めた。
今後の活動・目標
＜課題＞
・効果の検証方法の検討（アンケートの実施、SNSの活用など）
・実施経費の獲得（助成金、協賛金、寄付等）
＜目標＞
・更なる連携先の開拓
・「MuKoJoの音活プロジェクト」の洲本市における浸透および発展
教員業績 音楽学部 横守稔久
