「クリスマス MuKoJoの音活(おとかつ) at コモード56(洲本市)」の開催
SDGs
活動対象・地域 兵庫県洲本市
主な連携先(協力団体)等 NPO法人ネイティブ淡路島、本町五六商店街協同組合、洲本市、洲本市教育委員会
連携時期 2022年8月~継続中
連携活動の目的
人口減少や若者世代の空洞化、産業の縮小化など、地方都市が抱える課題は多い。そうした地方都市が魅力的で活力ある街となるために、地域の方々と共に音楽をどのように活用し、地域活性化に繋げられるかを協働して取り組んでいく。
活動概要
イベントタイトル:「クリスマス MuKoJoの音活(おとかつ) at コモード56」
開催日:2022年12月10日(土) 11:00~15:00
会場:コモード56商店街 レインボー広場
洲本市の中心部、本町にある商店街「コモード56」のイベントスペース「レインボー広場」において、ライブ演奏を中心とした音楽イベントを企画・開催しました。
会場の選定にあたっては、洲本市役所よりいくつかの候補をご提案いただき、集客面や天候による影響なども考慮し、最も今回の実習の目的に沿った「コモード56」に決定しました。
実施にあたっては、本町五六商店街協同組合が、会場の提供や広報など全面的にご協力くださいました。
現地における連絡調整では、NPO法人ネイティブ淡路島が商店街や市役所との調整、さらに市民からのお問い合わせの窓口となっていただきました。
イベントの内容については、学生によるブレインストーミングによるアイデア出しの後、ブラッシュアップを経て、ライブ演奏については、①受講生による演奏、②洲本市の音楽団体による演奏、③ゲストアーティストによる演奏、を柱に、出演者の選定・交渉を行い、以下のとおりとなりました。
(1)スーパーキッズ・オーケストラ(弦楽オーケストラ・西宮市)
(2)受講生(応用音楽学科4年生)による演奏 ヴォーカル:中野涼花 / ピアノ:西尾実優
(3)楽鳥風月(オカリナアンサンブル・洲本市)
(4)洲本吹奏楽団アンサンブル(洲本市)
(5)CLUB THE THIRD – WEST(ジャズバンド・大阪市)
上記に加え、雑貨・古着の販売(Leap Lab・東大阪市)、お菓子のつかみ取りを実施し、賑わいを生みました。
開催時間は11時より15時まででしたが、11時からのスーパーキッズ・オーケストラの演奏時には70名ほどの市民が鑑賞され、のべ120名ほどの市民の方々にお越しになりました。
写真等
活動の成果
・商店街に賑わいを創出することができた。
・洲本市との域学連携協定のプロモーションを図ることができた。
・学生は洲本市の関係者との交流を通して、地方が抱える課題についての理解を深めた。
・学生自らがイベントを企画、制作、実施し、大きなやりがいに繋がった。
・学生は地域の活性化に音楽を活用することの方法論について、学びを深めた。
今後の課題・目標
<課題>
・効果の検証方法(パブリックのスペースのため効果の検証が難しい)
・実施経費の獲得(助成金、協賛金、寄付等)
<目標>
・「MuKoJoの音活プロジェクト」の洲本市における浸透、および定例化
教員業績
音楽学部 横守稔久(非常勤講師)