子育て応援冊子「KID‘S SMILE」を制作
SDGs
活動対象・地域 阪神沿線地域
主な連携先(協力団体)等 阪神電気鉄道株式会社経営企画室
連携時期 2011年度~2018年度
連携活動の目的
活動概要
子育て中の家族を応援しようと、武庫川女子大学と阪神電車は沿線の公園を紹介する冊子「KID‘S SMILE」(A5版 16ページ)を共同で制作。
地域貢献をしたいとする阪神電鉄経営企画室からの依頼を受けて、子ども子育て家庭の支援のために、子育て支援の環境の平成22年駅舎の調査(階段、EV、エスカレータ等プラットホームへのアクセス状況調査、ベビーカーや子連れの保護者の利便性。トイレ:多目的室、ベビーベッド、ベビーチェアの設置)などから始めました。その後、駅構内への出入りの段差の有無によりベビーカーの出し入れ、駅周辺の店舗(飲食、服飾等)、公園施設(設備等の適切さ、近隣道路との安全性など)、博物館(駅からのアクセツ利便性と交通の安全性)など社会教育施設の子育てファミリー向け(子供用食事、店内全面禁煙、アレルギー職、ベビーカーの稼働可能など)について実地調査をして、それらを紹介しました。子育てNPO団体、沿線の幼稚園や保育所の保護者に協力を求め、子育て(子育て不安)についてのニーズ調査を実施した。
写真等
活動の成果
複数の市町地方自治体からの当該冊子の送付依頼と問い合わせがあった。さらに県の公園課より、県立公園を当該冊子に掲載してもらいたいとする依頼もあった。店舗については、複数の掲載依頼があった。
阪神電鉄の新駅舎に改装した駅では、トイレの子育て向き環境、エスカレータやEVの設置など、子育て家族にとって利便性の高い建築構造となっています。
本学広報室のご支援により、プレス発表を実施し毎年新聞各社に記事として取り上げていただいた(於:西宮市役所)。ここでいう新聞社とは、朝日、毎日、読売、産経、神戸の各紙です。しかも複数回掲載してもらっています。当該誌については、地方自治体からの問合せがあったり、兵庫県の公園課からは掲載の要請があって、こちら側の依頼予定であったこともあって掲載しました。ただし店舗や施設についての掲載の問い合わせ依頼については、平等性の立場から断っていました。子育て家庭からの高評価や祖父母世代が、子や孫のために持ち帰った、夫が妻や子のために持ち帰ったなどといった話も寄せられています。
今後の活動・目標
卒業年度の学生たちが取り組むようになっておりましたので、次学年への申し送りがしにくいことやその該当年の学生の資質能力によって、取り組む姿勢が異なり調査やそれに伴う結果にも影響が出ることがありました。くわえて連携していた阪神電鉄の社員の方々が新担当になられたときには、社員の方々の特色が出ることもありました。
教員業績 教育学科 西本 望