社会連携活動の紹介

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駅構内におけるナッジを用いた階段利用促進の取り組み


SDGs       


活動対象・地域  西宮市 


主な連携先(協力団体)等  阪神電気鉄道株式会社


連携時期  2019年9月~2021年1月


連携活動の目的  松本ゼミナールは、健康行動科学と健康スポーツ心理学を専門とし、心理・行動科学的アプローチを用いた身体活動の促進を研究しています。今回の阪神電気鉄道株式会社との連携では、行動経済学アプローチであるナッジを用いて、駅構内の階段利用を促進する実証研究を行いました。


活動概要  近年,健康づくり分野において,行動経済学の概念であるナッジが注目を集めています。ナッジの提唱者であり,2017年にノーベル経済学賞を受賞したリチャード・セイラー教授は,「われわれの言う「ナッジ」は,選択を禁じることも,経済的なインセンティブを大きく変えることもなく,人々の行動を予測可能な形で変える選択アーキテクチャーのあらゆる要素を意味している」と述べています。本研究は若年女性に対するナッジを用いた階段利用促進介入を実施し,内容の異なるナッジが調査対象者に及ぼす効果を比較することを目的としました。具体的には,健康への意識に働きかけるメッセージを用いた階段利用促進ナッジと環境保全への意識に働きかけるメッセージを用いた階段利用促進ナッジが及ぼす効果を比較検証しました。本研究の意義は,若年女性の身体活動促進におけるナッジの活用と効果について,具体的な方法論を提案するということにあります。


写真等  

 

 


活動の成果  

本研究は近年注目されているナッジが身体活動に及ぼす効果について比較検討した、わが国で初めての研究です。本研究の成果は、体育・スポーツに関する国内トップレベルの学術誌である体育学研究に掲載されました。

リンク:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpehss/67/0/67_21140/_article/-char/ja

なお、本研究は令和2年健康・体力づくり事業財団健康運動指導研究助成事業の助成金を受けました。健康・体力づくり事業財団をはじめ,ご協力を賜りました関係各位に対し,謹んで感謝の意を表します。

 


今後の活動・目標  

・環境ナッジを用いた身体活動促進が環境保全に対する意識に及ぼす効果の検証
・ナッジを用いた身体活動促進の長期的効果の検証


教員業績   

健康・スポーツ科学部 健康・スポーツ科学科 松本 裕史

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